並列アーキテクチャの設計における 3 つの課題
並列アーキテクチャ
の設計において、主に 3 つの課題があることが知られている
1.
通信
プロセッサ
の相互の通信、プロセッサと
メモリ
や
I/O デバイス
との通信
通信が深刻なボトルネックにならない
並列コンピュータ
を作るのにかなりの労力がかかる
2.
協調
プロセッサが協力して計算を実行するために、プロセッサを制御する協調機構が必要
非対称設計や一部の対称型設計では、ひとつのプロセッサがマスターになる
分散された協調機構もある
3.
競合
2 つ以上のプロセッサが同時に同じリソースをアクセスしようとする場合の競合
参考文献
コンピュータアーキテクチャのエッセンス [第 2 版]